野生の猿に励まされた

雨ざらしの土鍋

夜中から雨が降り続いている。

洗って乾かすために外に置いておいた土鍋が雨ざらしである。

雪に変わる可能性もあるみたい。

まぁ先日の大雪からずっとバイクが出せない状態だったので、さらに積もったとしても歩いて水汲みや買出しに行くことに変わりはない。

雪を溶かした水を調理用として日常的に使用することは健康上あまりよろしくないとアドバイスを頂いてから、毎日歩いて共同井戸まで汲みに行っている。

運動はあまり好きではないが、生きていくためであれば苦にならない。

楽しかったりもする。

これは小屋暮らしを始めてみて気づいたこと。

その辺を散歩するような感覚で毎日汲みに行っている。

役所への道 

昨日は税金関係で役所に確認したいことがあった。

電話で確認できる内容ではあったが、そこそこ天気が良かったのでいつものように歩くことにした。

片道一時間程度の距離だ。

向かう途中に膝にほんの少しの違和感を感じた。

「気のせいかな」くらいにしか考えていなかった。

役所で用事を済ませ、ついでにトイレも済ませた帰り道だった。

明らかに先ほどの違和感とは違い、痛みを感じた。

30分ほど歩みを進めると痛みはさらに増した。

「気のせいじゃない」と思った。

ショートカットして帰ろうと、普段はあまり通らない道に入った。

夏に何度か熊に遭遇した道だが、彼らは冬眠するので冬は比較的安全だ。

人通りが少ないからか除雪がされておらず歩くのが困難で、余計に膝を痛めてしまった。

全く自分はなんてバカな人間なのだと一人笑ってしまった。

痛みに耐えて前へ進んだ。

途中、野生のお猿さんに励まされた。

嬉しい。駅伝ランナーになった気分だ。

声援を送るお猿さん

声援を送るお猿さん

これが本当の上から目線である。

牙をむき出しにしてキーキー言っている猿が木を揺すって枝や木の実を私に落としてきたが、これは私に対する声援なのだと解釈した。

その声援に応えるかのように、私は落ちてきたものを彼に勢い良く投げ返した。

それでも彼は私に声援を送り続けた。

どうもありがとう。

猿の声援を励みに、何度か休憩を挟みながらなんとか小屋に避難した。

部屋の明かり

昨日の夜はゆっくり休んだ。

一晩経ってまだ違和感は感じるが、痛みはだいぶ治まった。

雪が積もってバイクが動かせなくなってから少し歩きすぎたのかもしれない。

今日明日は雨か雪の予報。

これはきっと神様がくれた休息に違いない。

しばらくはどこにも出掛けないし何もしない。

ひたすら休む。

痛みを感じるということは生きているということ。

そう考えると嬉しくなってくる。

これからは痛みを感じることは嬉しいことなのだと自覚しながら生きていきたい。

痛みは生きている証である。

これ以上痛いのが嬉しいとか書くと怪しい人間と疑われかねないので今回はここまでとする。

皆さんもどうか長時間歩いて水を汲みに行くなどする場合は十分に気をつけてほしい。

雪で動かせないバイク

しばらく動かせそうにない

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コメント

  1. とんかつ より:

    小屋の中がどうなってるのか見たいです!!

    • たるかり より:

      ですよねぇ。
      内装も含めてそろそろ「セルフビルド」関連の記事を書こうと思います。
      内装はまだ途中なんですが(ネタばれ)。

  2. レイガス より:

    はじめまして。
    膝が痛いのは温めるとすぐに解消されるかもしれません。
    昔、僕も同じような症状になった時に医者に行ったらそう言われて、お風呂に入ったり、温湿布で治りました(湿布は温湿布でないとダメです)
    雪の中、膝に負担が掛かっている状態なのでまさにその状態なのではないかと思いコメントさせてもらいました。

    • たるかり より:

      初めまして。ありがとうございます。
      私も雪による負担だと思っています。
      まだ違和感を感じているので、今夜膝を温めてみます。
      ブログ拝見しました。
      とても綺麗な写真に見入ってしまいました。
      また、小屋暮らしをしている身として、コーヒーの隣に置いてある「建築 9」の文字が印象的でした。