山菜・タラの芽・春のにほひ

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タラの芽

山菜のシーズンですね。

うちの周りには山菜がたくさん生えてるんだけど、今年一番よく見かけるのはタラの芽。

写真では見えづらいかもしれないが、トゲトゲがついたヒョロッと上に伸びているのがそれで、先っちょの芽の部分を食べる。

芽がソックリでトゲトゲのないものは毒入りで偽物だと聞いたことがある。

植物からすると偽物も何もないと思うのだが…

何をもって偽物なのだろうか。

勝手に人間の都合のいいように解釈しないでくれとニセモノが語りかけている気がする。

 

タラの芽

こちらが本物です。

天ぷらにして食べると美味しいらしい。

味噌汁と白米しか食べない自分にはあまり縁のない食べ物なのでそっとしてあげている。

そんなタラの芽も、街からやってきた人たちが根こそぎ持っていっちゃうんだろうな。

よく道の駅で数百円で売られている。

辺りに生えているものを根こそぎ摘んで売りさばけば、それだけで数ヶ月は生きていける気がする。

でもなんか違う。

他人の土地に生えているものだからということではなくて単なる自己満足。

他人が持っていってしまうことにはそこまで抵抗はない。どうぞご勝手に。

それよりも、自然に囲まれて生活を送りたいと考えているのに、その春の自然の恵みを自分が根こそぎ持っていってしまうことに抵抗がある。

自然の恵みは必要な時だけに限って頂こうと思う。

もし、味噌汁に入れて食べてみる決心がついたら、その時は必要な分だけを採るようにしたい。

最近は緑を目にする機会が増えている。

春のにほひがする。