この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
小屋暮らしにおけるトイレについて紹介します。
ちなみに、我が家には井戸・水道はありません。
今回紹介する内容は、どれもピュアな内容ばかりだとは思いますが、念のためトイレの話題が苦手な方はこのタイミングでページを閉じて頂いてOKです。
興味のある方は続きをご覧ください。
それではいきましょう。
動物であれば誰でも用を足す
我々は生きるために、水を飲み、食べます。
そうして体内に取り込んだものは、吸収され、吸収されなかったものについては排出をします。
そう、動物であれば生き続けている限り誰でも用を足すものなのです。
トイレは至るところに存在する
現代の日本には至るところにトイレが存在します。
公園、図書館、道の駅、コンビニ、スーパー、カフェ、レストランなどなど。
日本には無限の可能性を秘めています。
用事がある際はそれらのトイレを使わせてもらいます。
しかし、用を足すだけのためにわざわざ外出することはほとんどありません。
やはり家で済ませられるのであれば家で済ませたいものです。
体調が悪い時や雨や雪の日であればなおさらです。
小屋にトイレを設置する
災害用トイレやバイオトイレといった商品をホームセンターや通信販売でよく目にしますが、私には必要ありませんでした。
我が家では身近なものを用いてトイレとして使用しています。
それがこちらです。
ペール缶です。
ガソリンスタンドなどでもらえます。
どれをトイレとして使おうかなとホームセンターや100均で色々と物色をしましたが、私としてはこれが一番しっくりきました。
このトイレの素晴らしいと感じる点としましては、ポータブルタイプだということです。
取っ手がついているので、簡単に持ち上げられます。
そして気分次第で用を足す場所を変えることができるのです。
雨の日は木陰や屋根の下、晴れの日は開放的なウッドデッキの上でもいいでしょう。
ペール缶トイレをカスタマイズ
ペール缶をそのままトイレとして使用するのは少し不向きです。
そこで簡単なカスタマイズを施して実用的なトイレとします。
まずは水分対策。
水分がたまってしまうと不快なニオイが発生してしまうので、底に穴を開けてみました。
これで大量の水分がペール缶に溜まってしまうことはありません。
次に、使用後の掃除に手間がかからないよう、土を10センチほど敷きます。
これで排泄物がペール缶の底にべったりくっついて洗わなければならないということがなくなります。
ユーザーに優しいメンテナンスフリー設計です。
最後に使用後のニオイ対策です。
臭いものには蓋をします。
この蓋もペール缶のものをそのまま利用しています。
蓋をする前にロケストや薪ストーブで発生した灰をふりかけると劇的にニオイがなくなるのでオススメです。
もちろんウォッシュレット対応です。
もはや、現代人には欠かせない機能となっていますね。
使用方法
このように段差と重力を利用して用を足します。
和式便所と同じです。
事が済んだら、ウォッシュレットで清めます。
右手でペットボトルを持って、左手で清めます。
最後に残った水で左手を清めましょう。
ペール缶は別として、インドなんかではみんな川や海で同じようなことをしていました。
とても衛生的かつ自然的で素晴らしい方法だと思い、いつかは自分の生活に取り入れてみたいと考えていました。
また以前から、飲むことができるほどの綺麗な水を排泄物を流すために利用する水洗トイレに疑問を感じていました。
最後に処分方法ですが、自分の土地の畑にまいて肥料として自然に還すだけです。
まとめ
小屋暮らしにおけるトイレについてまとめてみます。
- 日本には至るところにトイレが存在する
- トイレは簡単に自作可能
- 衛生的にも問題なし
移住当初からこのトイレを使い続けていますが、今のところ全く問題ありません。
抵抗感があったのは初回だけで、一度慣れてしまえば問題ないですし、衛生的でかつ、自身が自然のサイクルの一部として機能していると実感でき、豊かさすら感じます。
人それぞれ生活スタイルや感性は異なると思いますので、選択肢の一つとしてここに記録として残しておきます。
今回は以上です。
小屋暮らしでトイレ導入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。