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アートな街、イポー。
宿もアートだった。
普段はドミトリーは使わないんだけど、今回は取材を兼ねて泊まってみた。
ドミトリーでは珍しくプライバシーが確保されている。
日本でいうカプセルホテルが形態的に近いかと思う。
快適に寝ることができた。
これなら旅行者に対して勧められると思った。
昨日は出会いに恵まれた一日であった。
その方の紹介で、今日はガイドブックには載っていない隣町まで行ってきた。
クアラカンサー。
イポーからバスで1時間ほどの距離にある静かな街だ。
街の中央にある交差点を拠点に取材を開始。
天気に恵まれてとにかく暑い。
その前に腹ごしらえ。
今はラマダンなのでレストランは営業していない。
小さな商店で菓子パンを買って食べた。
モスクに行ってきた。
マレーシア有数の美しさを誇るこのモスク。
確かに美しかったのだが、中に入れなかったのが残念。
異教徒だから仕方がない。
外から眺めて楽しむことにした。
観光客は誰もいなかった。
他にも州の王様が住んでいる宮殿もあったが、写真撮影は控えた。
過去に出国審査で写真を撮っていたら別室に連れていかれて色々と取り調べを受けたことがあり、その時の経験が活かされた。
危ない橋は渡らない。
モスクも宮殿も美しかったが、この光景が一番心にグッときた。
水・緑・空。
どこの国においても我々は自然と共に生きている。
自然に生かされているからこそ、こういったナチュラルな光景に魅かれ導かれていくのかもしれないなどと考えながら、ボーッとこの景色を眺めた。
この後別の街へとバスで移動したが、移動中もこの光景が頭から離れることはなかった。
クアラカンサー、来てよかった。
紹介してくれたJemikさんとSyafiq君、どうもありがとうございました。
とても良い思い出となりました。
会えて嬉しかったです。
また、いつか、どこかで。