アッラーに捧げた一日〜The day for Allah〜

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イポーにて、礼拝の呼び掛けに導かれて音のする方角へと進む。

この橋の向こうからそれは聞こえてくる。

車の通りはさほど多くはない。

お洒落で落ち着いた雰囲気というのがこの街の第一印象。

居心地は良い。

 

青が鮮やかな美しいモスクに辿り着いた。

綺麗だなーと思って写真を撮っていたら、ある男性と目があった。

中に入りなさい、と。

 

今はラマダンの時期なので、日が昇ってから沈むまでの間は飲み食いはできない。

日が暮れるとモスクで無料の食事が振舞われる。

 

お祈りをしたらさっそくいただく。

まさかモスクでハラールを食べられるとは。

受け入れてくれた現地の方々に感謝。

 

今日の夕食。

おかわりは自由で、右手を使って食べる。

魚に鶏肉にジャガイモにインゲン。

他にもバナナの花を揚げたものや餃子のような形をした料理もあった。

どれもとても美味しかった。

ごちそうさまでした。

 

料理を食べ終えたら礼拝を行う。

礼拝に臨むにあたりイスラームならではの作法が色々とある。

礼拝の様子については、旅行者向けの別サイトにて詳しく説明していこうと思う。

この場で一つ言えるのは、礼拝が終わると心がスーッと落ち着くということ。

自分はイスラム教徒ではないが、静かな気持ちになれる。

イスラム暦で年に一度のラマダンの時期にこのような機会に恵まれるとは想像もしなかった。

とても良い経験となった。

出会いに感謝、イポーに来てよかった。

 

礼拝後は、指導してくださった2人と一緒に喉を潤すことにした。

2人はとても美味しそうに飲んでいた。

それもそのはず。

日中は何も口にしていないのだから。

このような習慣が世界の各地で行われている。

そう考えるとアッラーは偉大だなと思った。

帰国したらイスラームについて、もう少し勉強してみよう。

今日はアッラーに捧げた一日であった。