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固定費である通信費は節約における最重要ポイントの一つです。
今回は「070〜090で始まる電話番号を月額215円で維持する方法」と題して通信費の節約メソッドを紹介したいと思います。
本情報は、たるかりが密かにリスペクトしているツイッター上で良質な情報や音楽等を発信されている「モダンギャルド@moderngarde」さんから教えていただきました。
誰かと通話するだけであればLINE電話で十分
はじめに、家族や友人などと通話による連絡を取り合うだけであればLINE電話をはじめとするIP電話を使えば事足ります。
ただ、セミリタイア的な生活をしていると090から始まる電話番号が必要になるケースに遭遇することがあります。
例えば、以下のような状況です。
- バイトや派遣を探す際に相手方に連絡先を伝えなければならない
- アプリの登録などでSMSを受信する環境が必要
- 110・119の緊急通報に発信できないといざという時に不安だ
- IP電話からは発信できないフリーダイヤルに掛けたい
上記のケースに当てはまらない方は080〜090から始まる番号は不要かと思うのでスルーしていただいても結構です（頑張って記事を書いたので本当は最後まで見てほしい）。
ソフトバンクの「シンプルスタイル」
ソフトバンクの「シンプルスタイル」というプリペイドSIMを利用します。
公式サイトはこちらですが、旨味がないのか儲けがないからなのか、簡素なページで宣伝もほとんどされていません。
ソフトバンクのサービスなので、通話品質はIP電話とは比べ物にならないほど優れています。
シンプルスタイルを導入するメリット・デメリット
先ほどの090から始まる電話番号が必要になるケースと内容が重複してしまいますが、IP電話ではなくシンプルスタイルを導入するメリットしては以下の通りです。
- SIM単体で契約できる
- 格安で070〜090で始まる携帯番号を手に入れられる
- バイトや派遣先などに正式な連絡先として伝えることができる
- SMSの受信ができる
- 110・119の緊急通報に発信できる
- フリーダイヤルにも掛けられる
逆にデメリットとしては、以下の通りです。
- 初期手数料3,000円がかかる
- ソフトバンク直営店でないと契約できない
→店舗によってはSIMの取り扱いがないので事前に問い合わせたほうが◎
基本使用料は０円
公式サイトにもハッキリと明記されていますが、基本使用料はゼロ円です。
その代わり通話料は「8.58円／6秒」と激高ですが、そもそも着信専用として運用するので通話料については気にする必要はありません。
月額215円のカラクリ
電話番号の有効期限は420日間です。
プリペイドとしてチャージをするとその日からまた420日間、番号が失効されることなく延長されるシステムとなっています。
気になる最低チャージ金額は3,000円です。
これを420日で日割り計算すると月額あたり215円となります。
もちろん、税込みです。
利用有効期間と電話番号有効期間
シンプルスタイルのプリペイドSIMには以下の２つの概念が存在します。
- 利用有効期限：発着信可能な期間
- 電話番号有効期限：着信のみが有効な期間
公式サイトより引用
1.の利用有効期限については、着信専用として運用しているので気にすることはほとんどありません。
重要なのは2.の電話番号有効期限です。
この期間(420日)を過ぎてしまうと番号が失効してしまうので、それまでにチャージをして延命しなければなりません。
といっても、有効期限の１週間前にSMSで通知してくれるので忘れることはまずないかと思います。
チャージ自体は最寄りのソフトバンクショックに行って「シンプルスタイルのチャージをしてくれっ！」と言えば店員がいい感じにやってくれると思います。
データ通信は引き続き格安SIMで！
今回紹介したプリペイドSIMは通話専用なので、データ通信は引き続きWiFIまたは格安SIMでカバーしましょう。
以前は通話用とデータ通信用でスマホの２台持ちで運用していましたが、最近のスマホはデュアルSIMなのでスマホ１つで完結してしまいます。
素晴らしい時代になりましたね。
色々と試した自分の過去の経験から、
・格安SIMであれば「mineo上記がコスパに優れていてオススメできます。
いずれにせよ、着信専用の携帯番号を格安で持ちたいのであれば、ソフトバンクのシンプルスタイルは大変魅力的なサービスかと思います。
ちょっとお高めでも格安SIMの番号付きプランで楽に運用するもよし、自分のように通話とデータ通信でSIMを分けて極限まで通信費を節約してもよし。
選択肢は一つではないので、各々の運用に合わせて選べばよいかと思います。
今回の節約術はこの辺りで〆たいと思います。
それでは皆さん、良い節約生活を！
