100円の飲料水が195万円の価値となるのが投資の世界。

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国土交通省によると、水道水がそのまま飲める国は世界で9カ国しか存在しないらしい。

幸運なことに日本という国はそのうちの一つであるわけだが、自分は今日も美味しく水道水を飲んでいる。

そんな日本でもコンビニやスーパーなどに行けばミネラルウォーターをはじめとする飲料水が当たり前のように販売されている。

100円の飲料水が195万円の価値となる

中には水道水は飲まずにお店で飲料水を購入している人もいるだろう。

そういった行為を否定するつもりはないし、安全と言われている日本の水道水以上に市販のミネラルウォーターのほうがより安全かもしれない。

自分の場合、日本では飲料水は買わずにタダで汲める水道水を飲んでいるというだけ。

市販の飲料水を何本買ってどれくらい飲むかは人それぞれだが、もしも自分がそれを買って飲むとしたら、スーパーでよく見るペットボトルに入れられている2リットル100円程度のミネラルウォーターを選ぶと思う。

仮にそれを毎日飲むとすると、1ヶ月あたり出費は3,000円となる計算だ。

その3,000円を年利5%で20年間運用するシミュレーションを立ててみよう。

S&P500・全米株式なインデックスファンドであればそれ以上の成績が見込めるのかもしれないが、今回はより広く分散された全世界株式の平均リターンの数値で考えてみようと思う。

自分が全世界株式に投資しているという個人的な理由もある。

シミュレーションの結果、20年後に1,233,101円の資産を構築できるらしい。

毎日100円を広く分散されたインデックスファンドに積み立てるだけで約123万円の資産が手に入るということになる。

20年間、市販の飲料水を買い続けた場合と同額を積み立て投資し続けた場合の結果と想定は以下の通り。

  • 20年間、市販の飲料水を購入した場合:-72万円
  • 20年間、同額を積み立て投資した場合:+123万円

195万円の差が生じることとなった。

自分はタダで汲める水道水に満足しているので、今後も市販の飲料水を日常用として購入するつもりはない。

むしろ、そのお金を幅広く分散された全世界株式インデックスファンドに投資することで、195万円の価値を生み出すという選択をしたい。

100円の積み重ねが195万円の価値となるのが投資の世界。

たとえ周りからケチだと言われようが、100円が貴重な存在だと考えるようになった。