8ヶ月にわたるテント生活

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そういえば、小屋暮らしを始める前はテントで生活をしていた。

うちの土地は傾斜になっていて直接テントを張ることができない。

移住初日はその辺の空き地にテントを張った。

翌日、近所の方に注意された。

当たり前ですね、だって他人の土地ですもの。

そこで、誰にも文句を言われないよう自分の土地にテントを設営するにはどうしたらいいかあれこれ試してみた。

 

テント土台

まずは土台を作って・・・

 

テント土台

その上に板を載せて・・・

 

ちなみに、この板の上で寝返りをしたら右側のブロックが見事に崩れた。

土台はしっかり作らないと面倒くさいことになるとこの時知った。

小屋建築の前でよかった!!

 

テント設営

何回か失敗を繰り返して最終的にこの形に落ち着いた。

自分の土地にテントを張るのに2日もかかってしまった。。

 

このテントは友人から頂いたのだが、その友人曰く、フライシート(防水カバー)をかけても雨漏りするらしい。

これから何ヶ月テント生活をするのかわからないし、雨漏りしないに越したことはない。

ということで、ホームセンターで買ったブルーシートでタープを張ることにした。

 

タープ

これで住むところは確保できた。

あとは自炊ができる簡単なキッチンでもあれば完璧。

まぁキャンプみたいなもんですね。

キャンプなんてしたことないけれど。

 

テントキッチン

さて、ここにキッチンを作りましょう。

 

テントキッチン

キッチンができました。

棚の脚はガソリンスタンドでもらってきたペール缶。

 

今まで自炊をしたことがなかったので、はじめのうちはここでコンビニ弁当を食べたり、お茶を沸かしたりしていた。

今では米と味噌汁が美味しく作れるまでに成長した。

 

予想以上に快適だったテント生活

ようやく小屋建築に向けての拠点が完成した。

ここまで1週間くらい費やした。

なぜ1週間も費やしたかというと、手際が悪いのはもちろんなのだが、これから行う小屋建築を妥協したくなかったから。

拠点の居心地が悪いと、早く建てて引っ越さなきゃと焦っていいモノが作れないと思ったからだ。

せっかく家を自作するのだからこの機会を楽しみたい。

日々の建築作業で疲れた体を癒すために、仮ではあるけれど、安心できる住まいが必要だった。

まずはテント生活を充実させよう。そう決めた。

こうして、2015年3月、テント生活を開始した。

1ヶ月間、小屋の建築は一切行わずテント生活のことだけを考えて充実を図った。

4月から小屋建築を開始し、完成した9月までの間、テント生活は快適そのものだった。

完成したにもかかわらず、なかなか引っ越すことができなかったくらいだ。

その時すでにテント生活が日常となっていた。

小屋に引っ越すことに抵抗があった。

11月になりかなり冷え込んできたところでテントをたたむことに決めたが、テントがあれば問題なく生きていけるとわかったことは今でも良い安心材料となっている。

 

小屋が崩壊したとしても、またテント生活に戻ればいい。またやり直せばいい。

 

私にとって、一つの原点が生まれた良い経験となった8ヶ月にわたるテント生活であった。

テント生活

4 COMMENTS

坂口佳久

初めまして!
テント生活は快適ですよね!
私も、16年前から小屋暮らしの為、井戸以外は、手作りしました。
小屋の中でも、テントを張って寝ています!
最近、やはりテント生活が一番ではないかと思っています。

たるかり

坂口佳久さん

こちらこそ、初めまして。
小屋暮らしの大先輩ですね!
そして、小屋の中でテント!新しい!
あのちょうど良い狭い空間が居心地いいんですよねー。
最近、東屋のようなものを建ててそこにテントを張れば、小屋なくても快適なのでは?と思ったりもします。

坂口佳久

長年キャンプや小屋暮らしをしていると、やはり、単管パイプ小屋内にテントを張るのが一番快適だと思います!
単管基礎は、もう少し、ピッチを詰めた方が、耐震性が増しますが、初めてにしては、良くできていると思いますよ・・・!
出来れば、基礎だけは、コンクリートブロックのベタ基礎が、お勧めですよ!
大変ですが、個人でも作れますよ!
まあ、小屋なんて、雨風がしのげればよいので、テントさえちゃんとしていれば、何でもかまいませんけどね!

たるかり

単管は便利で使いやすいですね。
また小屋を作る機会があれば、次はベタ基礎でやると思います。
あとは傾斜がもう少し緩めの土地がいいかな。。

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