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コロナ禍に突入してからは週末だけバイトをするセミリタイア的な生活を送っていたが、圧倒的不景気によりその週末バイトもなくなってしまった。
パッと見では悲観的な状況だが、そこで登場するのが「休業補償」というご褒美。
自分のような底辺バイトの身分でもどうやら受給できそうなので、ここは下手に動かずに補償を受けながら時間に追われないお気楽な生活を送ろうかと思う。
たるかり的コロナ禍で愉しむ休業補償ライフ
新しいバイトを見つけて働いてしまうとせっかくの休業補償がもらえなくなってしまう可能性があるので、国や自治体の感染拡大防止政策に貢献するためにも自宅でおとなしく引き込もることにした。
ステイホーム中にやること、それは”家事”である。
自炊・掃除・洗濯などがそれにあたるが、ステイホームといっても食料と日用品の買い出しをしないと生きてはいけないので必要なものを調達する際は外出することもある。
まずは業務系スーパーでブラジル産冷凍鶏もも肉2kgを買ってきて、半解凍した後サランラップで小分けして冷凍保存。
700円で18食分なのでコスパは良い。
肉だけでは味気ないので、生活に彩りを加えるためにも色彩豊かな野菜も必要だ。
見切り品として売られていた長ネギを刻んで、キッチンペーパーを敷いたタッパーに入れて保存、薬味として利用する。
よくスーパーに「刻みネギ」なるものが売られているが、普通の長ネギの価格と比べると失神してしまうほど高額だし、時間を持て余しているので自分で刻むくらい面倒だとは思わない。
自分でできることはなるべく自分でやる、これは節約の基本。
刻み終わったら、適当に肉と野菜を炒めてビールと一緒に胃に流し込む。
この金麦はセブンイレブンのアンケートに答えたらタダでもらえた。
2本ゲットしたので残りのもう1本はまた後日楽しもうと思う。
働いていないので煮込み料理を作る時間もある。
農産物直売所にてお手頃価格で売られていた人参とじゃがいもと玉ねぎを使ってシチューを作ってみた。
今回はたっぷりの牛乳で煮込んでみたのだが、その牛乳もファミペイのキャンペーンゲットしたのでタダ。
キャッシュレス決済の幸を存分に堪能している。
こんな感じで休業補償をもらいつつも各種キャンペーンを駆使することで、働かずにお金を余らせることも可能だ。
余ったお金は投資に回す予定。
より経済的に豊かな生活を目指していく。
朝から夜中まで毎日働いて国や会社に貢献した結果として鬱を発症してしまった会社員時代の奴隷のような生活とはもう決別したのだ。
今後は自分のために生きると決めた。