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コロナ禍に突入しようとしていた2020年3月時点で100万円以下だった金融資産はこの2年で約7倍へと増加した。
高配当な個別株から始めた資産運用は分散投資を意識して高配当株式ETFへとシフトしていき、現在は負けないことを第一に伝統的なインデックス投資を行っている。
そして、とりあえずの目標にしていた資産1,000万円が見えてきた。
そこで今回は、資産1,000万円を超えてからのアセットアロケーション(資産配分)について考えていこうと思う。
現在のアセットアロケーション
こちらが現在のアセットアロケーション(資産配分)。
米国株式が7割を占めていて、残りは全世界株式だったりビットコイン(BTC)だったり現金だったりする。
長期的に見れば今後も右肩上がりに推移することが予想される米国株式だが、いざ取り崩そうというタイミングで暴落が来てしまうと取り崩しができずに塩漬けとなってしまう恐れがある。
よって、資産の分散化を進める必要もあるように思う。
目標とするアセットアロケーション
そこで、目標とするアセットアロケーションを考えてみた。
まずは、日本円100万円を生活防衛資金として準備する。
人生なにが起きるかわからないのでこれくらいの現金は用意しておきたい。
この日本円は現在は全体の13.5%を占めているが、総資産額が増えるにつれて相対的に割合は減っていく。
そのうえで全体の米国株式を50%。
残りをゴールドと米国長期債で分散していこうと思う。
上記の資産配分はレイ・ダリオ氏の「全天候型ポートフォリオ」を参考にさせていただいた。
リスクを極力減らしながら堅実にリターンを狙っていきたい投資家にとっては非常に参考になるアイデアだと思う。
世界のエリート投資家は何を考えているのか―――「黄金のポートフォリオ」のつくり方
- 好況→株式、ゴールド
- 不況:米国長期債、(米国物価連動国債)
- インフレ:ゴールド、(米国物価連動国債)
- デフレ:米国長期債、株式
つみたてNISAを活用していることもあって株式の比率が高くなってしまうのは現状仕方がない部分はあると納得してはいるものの、将来に向けて少しずつ資産を分散化させていこうと思う。
カッコの米国物価連動国債を加えるかどうかは引き続き検討していく。
いずれにせよ、複数の資産を組み合わせてリバランスしながら運用していくこととなるだろう。
このリバランスという作業が想像以上に難しい。
投資は買うよりも売るほうが難しいというのは過去の失敗から経験済み。
リバランスの手順自体は単純なのだが、精神的にかなりタフな作業となる。
経験を積んで必ず習得していきたいと考えている。
それでは皆さん、よい資産運用を。