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2×4工法による6畳の小屋をセルフビルド。
初めからご覧になる方はこちらから。
今回は「外装・内装」についてお伝えします。
前回のおさらい。ウッドデッキが完成しました。
外装
外装(外壁)には「よしず」を使用しました。
よしずとは葦の茎で構成されたもので、すだれをもっと太くしたようなものです。
当初は杉板にしようと考えていましたが、6畳の小屋全てを杉板で覆うとなるといいお値段になります。
よしずを外壁として使用する人はいないと近所の方から言われましたが、自分の家だし安いし面白そうだということでやってみることにしました。
まずは、壁の大きさに合わせてよしずをカットします。
壁の寸法を測って油性ペンで印をつけたら、園芸用の枝切りはさみでジョキジョキと切っていきます。
カットしましたら壁に貼り付けるのですが、どう施工しようか迷いました。
思いついた方法は以下の3つ。
- 上から吊るす
- 板で壁に押し付けて固定
- 下に受けを作って壁に立てかける
1.上から吊るす
壁の上からよしずを吊るして外壁とする方法です。
よしずは葦の茎を紐で束ねているだけです。
紐が劣化して千切れてしまうとバラバラになってしまうと予想。
不採用とさせていただきます。
2.板で壁に押し付けて固定
固定用の板でよしずを壁に押し付けてネジで固定する方法です。
試してみたところいい感じでした。
が、時間が経つにつれてよしずと固定用の板の間に隙間が発生して、よしずが落下してしまうのではと予想し、こちらも不採用。
3.下に受けを作って壁に立てかける
これはいけそうだと思いました。
よしずが宙に浮いている状態を心配していたので、よしずを置くことのできる台のようなものを設置して、そこに置いてあげれば落下することはなさそう。
さらに強風に備えて板で固定してやれば飛ばされることもないでしょう。
受けを設置してその上によしずを置く。
このアイデアを採用することにします。
施工後の写真がこちら!
よしずは受けに置かれた状態
ポイントは、受けの上によしずを上に置くことです。
2×4でも合板でもなんでもいいので、よしずの「受け」を作ってあげます。
上の方で押さえつけている板はあくまで補助的な役割です。
この受けがあれば紐が劣化して千切れても落下はしないはず。
もともと受けの上にのっているからね。
最後に気休めの屋外用塗料(ウッドデッキに使用した余り)を塗って完成です!
塗装ビフォー
塗装アフター
塗装をしたら高級感(?)が出てきました!
とても新築には見えません。
内装
外装が出来上がりました。
次は内装の施工を行い、文化的な生活が送れるようにしましょう!
断熱材
壁の内側に断熱材を貼ります。
床に敷いた断熱材の残りを壁に使用します。
タッカーと呼ばれるホッチキスを大きくしたような道具でバシバシと留めていきます。
天井に断熱材は施工していません。
嬉しいのか悲しいのか、私の小屋は夏も冬もあまり陽が差し込みません。
冬は暖をとれば小屋の中は暑いくらいなので問題ありませんし、夏は木々の葉が生い茂るのでカーテンのような役割を果たしてくれます。
なお、内壁の施工は予算の都合上、先送りしています。
出稼ぎをしてリッチになって戻ってきたらやるかもしれません。
温かみのある空間に。
床
フローリング用の板は結構いいお値段で予算オーバー。
そこで今回はロール状になって売られているフロアマットというものを敷いて床にすることにしました。
カッターで簡単に切れるし、敷いた後は動かないようタッカーで留めるだけのお手軽仕様です。
始めはこんな感じ。
フロアマットを床の広さに合わせてカットしていきます。
カットしたフロアマットを敷いてタッカーで留めていきます。
敷いてみました。
なんか味気ない。
住むには問題なさそうですが、無機質で見た目がちょっとイマイチだったのでもう一枚別のフロアマットを敷くことにしました。
ニトリの通販で良さげなものがあったのでポチっと注文。
最終的にはこんな感じに仕上がっています。
うん、いい感じ!!
ロフト
寝る場所はロフトと決めていました。
当初は壁を作る際にロフトを作ろうと考えていましたが、設計しているうちに別に壁作成のタイミングでロフトを作る必要はないと気づいてしまいました。
大人一人が横になれるくらいの広い棚を作れば立派な寝床となります。
壁の柱をうまく利用して水平なロフトを作ります。
この空間が一番落ち着く
キッチン
キッチンは自炊ベースで生活する僕にとって重要です。
予定では水周りは全て外のウッドデッキに設置するつもりでしたが、寒いとカセットコンロの火力が弱くなったり、夏は蚊がそれなりに発生するなどの諸々の事情により屋内にキッチンを設けることにしました。
ステンレスシンクはamazonで買いました。
amazonってホント何でも売ってますね(笑)
普通に使いやすいです。
右に見える冷蔵庫は頂き物なのですが、高さが絶妙で水タンクの置き場として大変便利です。
今のところ電源を入れる機会がありませんが、真夏は重宝することでしょう!
野菜置き場として使用しているかご。
通気性がよくとても気に入っています。
目の前の窓を開けておくと風が通るから、野菜も喜んでいると思います。
これで小屋に住める!
さぁ生活に必要なものはほぼ揃いました!
これでテント生活から小屋暮らしへと移行できます。
テント生活を始めてから約8ヶ月。
色々ありましたが、何とかなるものですね。
今では快適な小屋暮らしを送ることができています。
さて、次回は「薪ストーブ」編をお届けします。
山林に小屋を建てたので周りに燃料が豊富にあるし、薪ストーブは導入したいと思っていました。
最後に、現在の小屋の様子をご覧になりながら今回の記事を〆たいと思います。
それでは良い小屋暮らしを!
夏バージョン
冬バージョン
これからよろしく頼むぜ!!
おつかさまです!
今の時間、雨も止みそうですね。
素晴らしい家です。びっくりしました!
子供も独立間近ですし、夫婦仲も最悪ですし、第2の人生を考えても
良いのかな?と考えてます!
幸いに竹林の他畑もあるのでそこに小屋でも立てて暮らせたらと思ってます!
しかし、年間の間イノシシが凄いです!
特に筍の時期になると周りはイノシシの糞だらけです!
昨日はすごい雨でしたね!
第二の人生、応援しています。
畑や田んぼにポツンと小屋を建てて暮らすことができたら、それだけで満たされる気がします。
いい感じの小屋に仕上がりましたね。
それにしても、やはりコタツは最強ですね。
はい、コタツは最強です。
外気温ー15℃をコタツだけで耐えることができます。
タイペックス(白いシート)の上から、よしずを張っただけだと、タイペックスがすぐダメになり、下地の構造用合板も痛みます。
よしずの下に、ブルーシートを張った方が良いですヨ!
合板用は、雨に当たるとダメになります。
タイベックスより先によしずがダメになるかもしれません笑
下地が傷む前に杉板かトタンに張り替えようかと検討しています。
こんにちは。
古民家をちょっとずつリフォームしている者です。
先日、天井にすだれを張ったのですが、同じような人がいる~と思わずコメントしました。
うちの外壁は土壁やトタンや杉板などいろいろ張り付けてあるのですが、ボロボロなので全面しっくいにしてしまおうかと計画中です。内壁も何か張る予定ですか?
ブログ拝見しました。
天井のすだれ、とても綺麗に張れていますね!
内壁ですが将来的には何かしら張りたいと考えています。
床が畳なので和テイストで攻めてみたいですね。