この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
2×4工法による6畳の小屋をセルフビルド。
初めからご覧になる方はこちらから。
今回は「薪ストーブ」についてお伝えします。
前回のおさらい。外装・内装が完成しました。
設置場所を決める
どこに薪ストーブを置くのか、またどこから煙突を外に出すのかを決めます。
6畳の小屋なので置くことができる場所は限られていますが、後で変更はできないので慎重に決めましょう。
色々と考えた結果、今回は玄関ドアの隣に設置することにしました。
この玄関ドア、作ったのはいいのですが、ウッドデッキ側のテラス窓の方が圧倒的に出入りしやすくてほとんど使ってないんですよね。
長期間留守にする場合のみ、ここから出て鍵をかけます。
設置場所を決めましたら、ドリルと先の尖った特殊なノコギリを駆使して壁に穴を開けていきます。
もう後戻りはできない
いざ設置
設置場所が決まりましたので施工してみます。
まず本体の設置ですが、直置きしますと床が燃えてしまいますので、いくつかの層を作って熱を遮断してあげます。
上から…
- ストーブ台
- コンクリート平板
- コンクリートブロック
- 合板
念には念をということで色々敷きましたが、ちょっとやりすぎたかもしれません。
ストーブ稼働中にコンクリート平板の下を触っても全く熱くありません。
ストーブ台は中に断熱材が入っている専用のものを使用しています。
では薪ストーブ本体(HONMA製)と煙突を設置していきます!
施工後の写真がこちら。
メガネ石(壁が燃えないように)
本体と壁の間は十分な距離を確保し、ケイカル板(燃えない板)と耐火レンガで遮熱しています。
煙突は、壁から屋外に出して上に伸ばしています。
トップはH笠のものを使用しました。
煙突は支え金具を使用してぐらつかないようにします。
稼働中に強風で煙突が倒れたりすると火災になりかねません。
しっかりと支えてやります。
煙突は掃除しやすいタイプのものにしました。
先端が蓋になっていて、蓋を取り外せばブラシで掃除できるようになっています。
雨が入り込んだ際に水が溜まらないよう、蓋に小さな穴が空けられています。
蓋をした状態
蓋を外した状態
さぁ、これで準備完了です!
薪ストーブ、始動!
では、実際に焚いてみましょう。
前準備として、ロケットストーブから灰を持ってきて底に敷いておきます。
燃えやすいものを下に、燃えにくいものを上に置きます。
今回は、下に紙と松ぼっくり3個、上に細い枝を置きました。
では着火してみます!
紙から松ぼっくり、松ぼっくりから細い枝へと火が移っていきます。
その日の温度や湿度、燃料の乾燥具合によってすぐ燃えたり、燃えにくかったりします。
細い枝が燃えてきましたら、もう少し太い枝を上にのせていきましょう。
太い枝をのせましたら、上のドアを閉めて、下の吸気口を全開にして空気を送り込んであげます。
ジェットストリームアタックです。
さらに太い枝を投入
ここまで燃えてくればもう大丈夫。
極上の薪を投入して炎を楽しみましょう。
炎が美しいです。
眺めていて全く飽きません。
冬の夜は時間が経つのが早く感じます。
煮炊きもできますので、とても機能的で経済的です。
ちなみに、ガラス窓は別売りだったので後から買い足しました。
やはり中の炎をぼんやりと眺めたいですからね。
これは導入してよかった。
冬の調理風景
私の住んでいる地域は、寒い時でー15℃程度まで冷え込みますが、これで暖をとって快適に過ごすことができます。
何も考えずにひたすら薪を投入して焚いていますと、+30℃を超えることがよくあります。
私の小屋は6畳ですので、ちょっとオーバースペックでした。
閉め切っていますと暑さで耐えられないので、少し窓を開けた状態で使用しています。
一酸化炭素中毒の予防にもなっていると思います。
火災が怖いので煙突の掃除は定期的に行おうと思います。
山の中で火事を起こしては大変なことになってしまいますからね。
さて、次回は「建築総費用」編をお届けします。
それでは良い小屋暮らしを!
薪ストーブ、いいですね。
焚き火もそうですけど、火を見てるとなんか心が落ち着きます。
「建築総費用」編、楽しみにしてます。
地域によっては難しいかもしれませんが、これは本当に導入してよかったです。
火ほどピュアなものって存在しないのではと思わせるくらい美しいですね。
「建築総費用」編は、現在集計中です。
確定申告でもないのに領収書と格闘しています。。
集計を終えるまでちょっと時間がかかるかもしれませんが、必ず報告しますのでしばしお待ちくださいませ。
薪ストーブ最高ですね♡
私は子供の時から火遊びが大好きで、原っぱを燃やして泣きながら消した経験があります。
近所の奥さん達が総出で消化してくれて、どさくさに紛れて逃げた記憶が鮮明に残っています。
家事にはくれぐれも気をつけて下さいね。
それ、シャレになってないですね!
近所の方々はかなりヒヤヒヤしたでしょうね笑
私も気をつけます!