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取材という観点で言えば、首都に長いこと滞在して観光したほうがいいのだろうけど、取材のために無理して滞在しては何のために生きているのかわからなくなってしまう。
自分は田舎が好きなので、無理はせずに首都・ビエンチャンを離れることにした。
目指してるのは、稼ぐ時も稼がない時も楽しむライフスタイル。
さて、夜行バスに乗り込みます。
見知らぬ人と隣同士で横になって移動するラオス式の寝台バスはもう慣れた。
貴重品の管理だけは注意する。
この世で信じられるのは己だけ。
到着。
あっという間の11時間だった。
寝て起きたら着いてた。
ここは南ラオスのパクセーという街で、それ以外の情報は知らない。
事前に下調べしなかったので見所がわからない。
よって街を散策することから始める。
宿は後まわし。
燃料を補給しましたらお出掛け開始です。
地元向けマーケットを発見。
野菜・肉・魚・人。
色んな匂いが混ざり合った何とも言えない雰囲気で、とても活気のある市場だった。
ここで朝食のスープ麺を食べたのだが、美味しすぎて写真を撮り忘れてしまった。
取材をしに来たという意識が足らなかったのかもしれない。
プロじゃないし、まぁいっか!
そもそもプロって何でしょう?
比較的道路は整備されている印象。
実に長閑で、走っていて清々しい。
料金所は脇を通ってスルーするのが現地流。
ウソです、バイクはどうやら払わなくていいらしく脇を通るようです。
自動車はきちんと中央を通って料金を納めます。
車やバイクよりも牛のほうが多いんじゃないかというような田舎な景色が広がる。
パクセー、なんかいい感じだぞ。
お牛さん、こんにちは!
手を差し出したらめっちゃ吸ってきた。
汗しか出なくてごめんね。
ちょうど田植えの時期だった。
薄く輝く田んぼの緑、奥に広がる山の濃い緑。
一言で緑と言っても色々な緑があり、見ていて全く飽きない。
写真では見えづらいかもしれないが、中央に小さなカエルがいる。
サイズは指の爪くらいの大きさ。
背中に薄っすらと緑色の線が入っているのが印象的だった。
雨が降ってきたのでレインジャケットを着込む。
南国の雨は急に降ってくるが、風の吹き方や匂いでいつ降るか予想はできる。
東南アジアのスコールは、レインジャケットなんかでは全く歯がたたなかった。
たまらずその辺の小屋に避難する。
実に開放的な小屋。
台風が来ない国であればこんな小屋で十分なのかもしれないと思った。
道路脇のハスが綺麗。
蕾はボリボリとかじって食べられる。
また、ハス茶も美味しい。
お土産に買って帰ろうかと思ってる。
個人的には、このドリアンアイスが最高に美味しかった。
自転車やバイクを転がしてアイス売りを生業としている人達から買うことができる。
ドリアン自体は強烈で全然好きじゃないんだけど、このアイスは程よくドリアンのクリーミーな香りが効いていて堪らなく美味しかった。
1,000LAK≒13円。
何もない環境がここにはある。
パクセー、気に入った。
どうやらラオスは南がおもしろそうだ。