セミリタイアを達成したらすべてがうまくいくと思っていた自分は大間違いだった

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GoToトラベルにより格安で国内旅行ができるというのは、噂で聞いていることかと思う。

また、既に実践されている行動力のある方もいることだろう。

自分も漏れなく格安で国内旅行をすべく航空券とホテルを予約してみたわけだが、予約した後になって旅行に行くのが急に怖くなってきた。

別に飛行機が怖いとかコロナが怖いとかそういうわけではなくて、セミリタイア生活をするにあたって自身の社会的立場がわからなくなってきてしまった。

セミリタイアを目指してきた人生とセミリタイア後の人生とのギャップ

今はセミリタイア達成直前・直後のちょうど狭間を生きているように思う。

今まではセミリタイアを達成すべく、周りと同じように日々ひたすら働いてその稼いだ資金で投資でもすればよかった。

バイト中心の生活に飽きてきたら、ささやかな休みを申請して放浪の旅にでも出掛ければそれでよかった。

しかし、セミリタイア生活に突入し始めると周りの対応が変わってきたように思う。

例えば、以前は周りと同じように週4-5日働いてきたが、最近は労働を減らして週末だけ働くように生活スタイルをシフトしてきた。

そうすると、職場の方から「たるかり君は最近来ないね」と言われるようになったり、今まで通り1ヶ月程度のささやかな休みを申請する際にも「また休むの?」と言われるようになったりする。

そういう他人の発言は右に左に受け流せばいいのかもしれないが、職場内での居心地が以前に比べて悪く感じるようになってきた。

一般的な生活習慣からはかけ離れた生活を送ることで、今まで通ってきたことが通らなくなってきたという実感がある。

セミリタイア後の社会的立ち位置

これからはセミリタイア生活を送ることを自覚して、自身の社会的立ち位置を変える必要があるように思う。

セミリタイアというのは、平日は働いて週末は休むというような一般的な生活からは離れた生き方なので、今までのように周りと同じような生活スタイルに似せてカモフラージュして世間一般に溶け込んで生きるやり方が通用しなくなってくる。

この問題に対する答えはまだ見つかっていないが、今までの基本的にバイト中心の生活を送って旅行の際は休みを申請するという形をやめて、これからはリタイア生活を軸に資金が必要な時だけ期間労働をするというような生活にシフトしていく必要があるのかもしれない。

基本的に出勤してくれると思われているから、週末だけ働いてさらに旅行にでも出掛けるとまた休んでると指をさされて居心地が悪くなるわけで、繁忙期に来てくれる助っ人的な立場であれば、もっと気持ちよく働けるのではないかと思う。

セミリタイアを達成したらすべてがうまくいくと思っていた自分は大間違いだった。