資産収入と労働収入

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470万円の米国個別株およびETFをすべて売却して全世界株式を主軸としたポートフォリオに切り替えたのは先日の記事の通りである。

今後は全世界株式な資産を取り崩す形で資産による収入を得ていくことになる。

また、足りない分は働いて稼ぐ必要がある。

金融資本と人的資本、今回はこの2つの収入を考慮したセミリタイア生活について考察していきたい。

4%ルールによる資産収入と必要最低限の労働収入

つみたてNISAで買い付けた米国株式な投資信託は引き続き保有しているものの、ポートフォリオで見ると全体の70%は全世界株式となった。

個別株は完全に手放し、米国株式も全世界株式も広く分散された投資信託へと完全にシフトした。

今後は資産評価額の4%を毎年取り崩していく方向で出口戦略を考えている。

現時点では資産の最大化を目指しているので取り崩す予定はないが、1,000万円を超えたあたりで取り崩しを検討していこうと思う。

仮に現在の資産から毎年4%取り崩すとなると税引き後で約19万円となる。

月額で換算すると16,000円ということになるが、自分は基本生活費を月3万円に設定しているので、計算上は生活費の半分は資産からの収入で賄える。

もちろん、必要最低限の生活費なので贅沢品を買ったりちょっとした旅行に行ったりするとこの金額には収まらないわけだが、それでも最低限生きていくという意味では、生活費の半分は半自動的に入ってくることが期待できる。

残りの14,000円とささやかな贅沢にかかる費用はブログやバイトなどで適当に稼げばよい。

最低限生きるだけであればバイトを月に2日ほどすればいいし、旅に出たければ1週間働けば残りの3週間はホテルライフを楽しめるかもしれない。

過去の実績から、長期で見れば資産は右肩上がりで成長していくことが期待できるので、「資産形成を軸としたセミリタイア」という生き方は歳を重ねれば重ねるほど経済的に豊かになっていく可能性を秘めている。

若い頃はよかったなどと老いを嘆いたところで、誰も助けてはくれないし今後の人生は豊かにならないだろう。

経験と時間を味方にしていくことで、より豊かな生活を送りたいと自分は考える。